開催日:令和6年10月19日(土)15:00~17:00(2時間)
実施方法:集合研修
会場:ベルタウンふれあいホール(堺市堺区南安井町3-1-1)
堺ブロック災害対策チーム主催にて「いつ来る?ほんとに来る?『命を守るべきものは備え!』BCP研修と机上訓練」と題して、法定外研修を開催させていただいた。
参加者は、会員36名・非会員15名、計51名の方が参加となる。
講師として、堺ブロック災害対策チーム長の松井知子氏と、堺市健康福祉局 生活福祉部 地域共生推進課の鷲見佳宏氏をお招きし、ご講義をしていただいた。
まず、松井チーム長より、人間の心理「正常性バイアス」に打ち勝つというお話しから始まり、風の強さと吹き方、雨の強さと降り方、線状降水帯、内水氾濫と外水氾濫の違い、洪水避難時の流速と水深についての講義や、災害時タイムラインとしていつ何をしておくべきかをお話ししていただいた。
次に、鷲見氏からBCP訓練(風水害)として、①昨今の災害に関すること ②堺市において想定される災害 ③避難所運営 について、ご講義いただいた。
後半は各区に分かれグループワークを行い、自身の職場周辺にある各機関(病院・役所・消防署・警察署・包括・避難所など)、主要道路や危険場所などを、参加者全員で協力し地域の防災マップを作成した。
堺市の防災マップでは記載されていないことも自分たちで作ることで、より防災マップの見方を知ることや地域特性(弱み・強み)を知ることができた。
最後に質疑応答では・・・
A)警戒レベル3の高齢者等避難の時点。
A)逐次、堺市のホームページで人数等も含め確認してください。
A)自宅で過ごせる方なのか、過ごせない方でも避難所だけでなく、ショートステイなど
他の選択肢も事前に相談しておくように。
人はどうやって情報が得られるのか?
A)一番はTV・ラジオ・携帯電話(スマホ)、他には、防災スピーカーもある。
24時間となるとTV局が放送するかどうか・・なので、やはりスマホが一番有効的。
*今回の研修では、自助・共助・公助の理解と行動の必要性を学ぶことができた。
又、GWで災害に関する地域特性を改めて確認することができ、今後の災害予測や備えに
役立てたいと参加者が感じていただき、とても実のある研修となった。
堺ブロック 災害対策チーム 西口あや子