2024年6月15日(土)第19回大阪介護支援専門員堺ブロック総会が開催されました。
来賓に堺市医師会より西川会長、いいともねっとさかい・小田座長、堺市薬剤師会・鈴木会長、大阪府訪問看護ステーション協会堺ブロック・・尾池ブロック長、CC コネット・・中村委員長、介護支援ネットワーク協議会さかい・・峯理事、堺市介護保険課・・ 光課長、大阪介護支援専門員協会・・濱田会長をお迎えし、それぞれの立場より医療と介護の連携、災害時における対応やスキルアップ、職種を越えて連携についてどの職種も意識を高く持つことを認識させられる貴重なお話を伺うことができました。
堺ブロック大谷ブロック長より2024年度事業計画について、2024年度テーマ【地域共生社会へ向けて他機関との連携強化】において地域で支えていたものが難しくなっている状況の中で、縦割りになりがちな支え手と受け手の関係を越え、地域住民や職能団体の連携の大切さについての説明と、資質向上法 外研修(2023年度13回開催、2024年度14回)開催、代議員選出について、ブロック内コミュニケーションの活性化の取り組みとして広報、災害、法
務、教育の活動支援など堺ブロックとしての役割についてお話がありました。
総会後は法 外研修が開催され、【地域共生社会の実現に向けて】のテーマで堺市地域共生推進課・鷲見佳宏様より講義をいただきました。
「縦割りをなくし、つながりの再構築を図る」ことで誰もが役割を持てる地域共生社会の実現のために、重層的支援体制整備事業が令和3年より施行され、①包括的相談支援事業、②地域づくり事業、③他機関共同事業、④アウトリーチ等を通じた継続的支援事業、⑤参加支援事業のいずれも満たすことで成り立つものであるということを知ることができました。
他人ごとを我がことと捉え、地域住民としての役割と他機関とのかかわりが必要不可欠であると感じました。
また、堺市における各機関の業務について具体的な内容を聞く機会になりました。
グループワークでは、1人ずつ自分の住んでいる地域の「いいところ」と「課題に思うところ」の共有や、事例をもとにディスカッションを行い実際に支援した話を聞くことができました。
最後に、研修を受けて地域住民とケアマネジャーとして自身の2つの役割について改めて考えることができ、他機関との関係づくりや連携にできることから取り組んでいこうと思える研修でした。
開催日:令和 6 年 6 月 15 日(土)14:00~17:00(法 外研修 15:00~17:00)
場 所:S・B・ ケアサポート会場・WEB 個別受講
講 師:堺市地域共生推進課・鷲見佳宏
主 催:大阪介護支援専門員協会 堺市ブロック
記:大阪介護支援専門員協会 堺市東区支部 安藤淳子