『令和元年度 大阪介護支援専門員協会堺ブロック合同総会・総会記念講演会』報告
開催日:令和元年6月15日(土) 午後1時30分~4時30分
場 所:国際障害者交流センター ビック・アイ
総会では、堺市を始め多くの職能団体の皆様に御来賓としてご出席賜り、堺市介護保険課 三井課長から、激励のお言葉をいただきました。
大谷ブロック長より、前年度の活動報告として、
① 介護支援専門員の力量を高める活動として、ブロック全体研修会・研究大会の開催。
② 公的機関・関係機関との連携強化/協働の取り組みとして、各種専門分科会へ参画。
③ 地域づくりへの貢献として、被災地域支援活動や災害支援ケアマネジャー研修出席。
また、今年度の活動方針として、
① 資質向上研修等により、専門性を高める支援
② 堺ブロック内のコミュニケーションの活性化
ホームページやSNSを活用して様々な方法で情報を発信、協会員個々の意見を各種職能団体や専門分科会へ提言できるシステムを構築していくとの説明を受け、非常に心強く感じました。その後は区支部に分かれて支部総会を実施しました。活動の振り返りや今後の計画等を検討し、地域における課題や情報を共有できる良い機会となりました。
総会記念講演は、資質向上(法定外)研修として登録致しました。講師は堺市社会福祉協議会 地域福祉課 所正文課長です。タイトルは『地域共生社会への取り組み ~介護支援専門員の使命~』です。
3つのテーマに沿って、お話し頂きました。
① 地域福祉の潮流を知る ~地域共生社会の構想~
② 地域福祉計画について ~堺あったかぬくもりプラン~
③ 介護支援専門員に期待する事
地域福祉を推進する上で、地域福祉計画は最も重要な手段であり、現状の課題を共有し解決のための手段を検討できる機会であること。
また、地域住民が福祉活動を進める力(地域の福祉力)と専門職が地域の中で地域住民とともに専門性を発揮する力(福祉の地域力)のベクトルが地域福祉の推進力となると力強く語って頂き、強い感銘を受ける事ができました。
次期の計画を策定中であり、堺ブロックにヒアリングしたいこと、御発言頂きました。
総会や講演会で200名近くの方々に御参加頂きました。今後も私たち介護支援専門員が一致団結し、地域の福祉の向上のため、職能団体として施策や計画策定に提言していきたい、と考えております。
大阪介護支援専門員協会 堺市西区支部 髙野 雄史
平成30年度活動報告・令和元度活動方針PDFはこちら