平成29年12月9日(土)、複合施設ベルタウンにおいて、96名の参加により開催しました。
今回は3部構成となりました。
第1部は『同意書のモデル書式~個人情報保護法の改定を受けて~』、堺ブロック担当・泉田 健司弁護士(大阪弁護士会 高齢者・障害者総合支援センターひまわり所属)から個人情報の取得及び取扱いに関する同意書及び留意事項の説明、モデル書式の説明など、ご講演を頂きました。
個人情報の取り扱いに関し、ポイントや同意記録の必要性など分かり易く説明して頂きました。
また、同意書のモデルもご提示頂き、参加者は大変勉強になりました。同意書のデータは堺ブロックのHPに掲載しております。
第2部は、座長に和田 光徳先生(兵庫大学 生涯福祉部 社会福祉学科教授)をお招きし、各支部から研究演題(4題)の発表がありました。今年は各支部とも様々なテーマでの発表でした。
1題目
『「僕は大丈夫」と思っている認知症利用者の支援』
南区支部:結いのこころケアプランセンター 高畑 啓子
2題目
『レスパイトと利用者支援の同時展開を模索する』~介入チャンスを最大限に生かし、エンパワメント~
西区支部:ケアプランセンターお結び 加藤 伸介
3題目
『法人内でのICT活用例』~タブレットを活用し、業務改善と連携~
堺区支部:ベルタウン介護相談センター 勝木 加奈枝
4題目
『事例検討会への参加とその後・・・』~フォーカス・グループ・インタビューの分析から~
中区支部:鹿島メディカル 宮川 千賀子
各演題とも非常に活発な質疑応答となり、座長(和田教授)から各演題ともに様々な視点があり、力のある発表であったとのお褒めの言葉を頂く事が出来ました。
第3部は、上野ブロック長より『堺市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画「第7期:H30~32」に向けた堺ブロック中間活動報告』と題して、報告頂きました。
堺ブロックとして公的機関・関係機関との連携強化/協働をテーマに様々な推進会議や連絡会議等に出席し、私たちが活動している堺市にどのような地域課題があるのか、また公的機関や関係機関と協働で解決につなぐ為の施策を検討している状況をわかりやすくご説明頂きました。
堺市の公的会議にブロックから委員として参画させて頂いている状況、堺ブロックのHPの年次報告をご参照頂ければ幸いです。
3部とも『学び』があり、非常に好評のうちに閉会する事が出来ました。
第9回を迎えましたが、今後も堺ブロック研究大会を様々な形で発展させ、職能団体として多方面にも活動内容を理解して頂き、スキルアップにつながれば、と考えております。